流通業界の救世主、ギフトシステム現る
某大手スーパーで働いて10年。
普段は、お客様の窓口となるサービスカウンターの担当をしている。
サービスの案内から、プレゼント用の包装、迷子の館内放送など、仕事の内容は、多岐にわたる。
そして、御中元、御歳暮のシーズンになると、その受付業務にもかりだされて、多忙を極めるのである。
順番を待つお客様の列をさばきながら、汗をかくほど忙しくなるのが常であった。
しかしこの数年は、以前と比べると、ギフトの受付業務は格段と楽になった。
本部がギフトシステムを導入したからだ。
以前は、紙の申し込み用紙で、手作業で伝票処理するために、受付ミスがあったり、発注処理も面倒だった。
それが、店頭でギフトの受付をするときに、ギフトシステムのソフトをインストールしたPCを使って処理するようになって、そういった煩わしさが一掃されたのである。
ギフトシステム導入後は、お客様の注文の管理も、発注処理の伝票作成も、PCで一発でできるようになったので、受付時間も大幅に減った。
入力ミスまで自動的にチェックしてくれるのにも、大助かりだ。
販売数も在庫も瞬時に把握することができる。
なにより、お客様の順番待ちの時間が減り、受付からギフトが届けられるまでの期間も短縮されたと、喜んでいただけるのが一番うれしい。
このように、ギフトシステムのおかげで、あの忙しさからは解放された。
しかし、簡単になったがゆえに、この程度の業務は、アルバイトさんにお願いするからいいよ、と言われるのではないかと、今心配している。
お客様と接する、この仕事が好きなのだ。